自転車の事故を防ごうと、運転マナーの向上を呼びかける街頭キャンペーンが宮崎市でありました。
「自転車の運転、交通安全、気を付けてください。」
これは、今月の自転車マナーアップ強化月間にあわせて宮崎市などが毎年、実施しているものです。
キャンペーンには、市の交通指導員やテゲバジャーロ宮崎の選手などおよそ30人が参加。通勤や通学で自転車を利用する人たちに運転ルールが記されたチラシや反射バッジを配ってマナーの向上やヘルメット着用を呼びかけました。
警察によりますと、去年の自転車ヘルメットの着用率は、全国平均17%に対して県内は8.1%と、全国43位だったということです。
(テゲバジャーロ宮崎 長友海翔選手)
「少しでも事故が少なくなるようにヘルメットをしていただけたらいいなと思っています」
(宮崎市地域安全課 平川智さん)
「(ヘルメットを)着用しているのといないのでは、2倍程度致死率が変わってくる統計が出ておりますので、大事な命を守るためにヘルメットを着用していただきたいと思っております」
県内では今年、先月末までに自転車が関わる交通事故が86件発生しているということです。