民間の発想が広げる公園の可能性

カフェだけではなく民間によるアクティビティを誘致するケースもあります。
4月、射水市にある県民公園太閤山ランドでは池越えのジップラインが目玉の「アドベンチャーガーデン射水」がオープンしました。
国土交通省によりますと、2024年3月末の時点で全国165か所、県内6か所に「パークPFI」の手法が導入されているということです。

一方、まちづくりが専門の久保田教授は自治体は無尽蔵に「パークPFI」を導入するのではなく、にぎわいを作ることができるポテンシャルを秘めた公園か見極める必要があると指摘します。
富山大学都市デザイン学部 久保田善明 教授
「公共の場所で民間が何か活動するということの可能性に、多くの人々、自治体、企業等が気づき始めた。いかに民間の柔軟な発想で賑わいを創出していくか、そういったことがとても重要」
民間の発想を活用しながら、時代のニーズに合った住民の憩いの場を提供し続けることができるのか注目です。