高知市の五台山で新しい展望台の建設が始まりました。計画よりも着工が遅れましたが、高知市の中心部を一望できる観光スポットとして生まれ変わります。
高知市の五台山で始まったのは、新しい展望台の建設工事です。老朽化で耐震性が不足した以前の展望台のリニューアルで、新しい展望台は直径がおよそ31メートルの円形のデザイン。屋上からは高知市の中心部を一望することができます。建物はバリアフリー仕様になっていて1日1組限定の宿泊施設もあります。


県によりますと建設費はおよそ5億9000万円。資材高騰の影響により着工が計画よりも1年遅れとなりましたがようやく着工となり、7日は展望台の基礎を作るための作業などが行われました。
(県土木部 公園上下水道課 坂本篤信 課長)
「工事に着手できたことでほっとしている。無事に完成して一日でも早く開園できて、憩いの場が提供できるようになればと思う」

新しい展望台は2026年の春ごろに完成予定です。完成後は高知市の民間企業が施設を運営するということです。