ゴールデンウィーク中、多くの観光客で賑わった道後温泉では、「カラクリ時計」が突然、故障してしまったといいます。観光客からは残念がる声が聞かれました。

山田アナウンサー
「道後温泉で観光客から人気を集めるこちらのカラクリ時計ですが、今ある異変が起きているようです

ゴールデンウィーク最終日の6日、大勢の観光客がスマホのカメラを向けていたのは道後のシンボルの1つ、「坊っちゃんカラクリ時計」です。しかし…。

埼玉から
「(Q.これまでのカラクリ時計と何か違うところがあったが気付いた?)前は温泉に入っている人形が出ていたような気がしたけどきょうはいなかったな」

なんとゴールデンウィーク真っ只中だった今月2日、突然故障してしまったといいます。
これまでは音楽と共に時計がせり上がり、高さ8.5メートルにも及ぶ迫力ある演出が売りでした。

市によりますと、時計を上下させるための内部部品に不具合が生じせり上がらなくなったとみられ、現在は一部の人形が登場するのみとなっています。

東京から
「ぶっちゃけちょっと“しょぼい”かなという感じですね。完璧な状態が見たかったという感じですね」

1994年に道後温泉本館の建設100周年を記念して誕生し、以来31年間に渡って観光客を楽しませているカラクリ時計。

市は業者に依頼し、修理を行う予定です。