講師を務める卒業生から話を聞いて大学生の職業選択に役立ててもらう、キャリア教育の授業が7日、岩手県立大学で行われました。

これは学生に将来の働き方や職業選択について考えるきっかけにしてもらおうと県立大学ソフトウェア情報学部が毎年行っているものです。
これから就職活動を迎える3年生およそ170人が参加した講義では、IT企業や金融機関に勤務する学部の卒業生2人が講師を務めました。

このうち、2009年に卒業しIT企業に務める田澤宏尚さんは学生時代やこれまでの仕事の経験に基づいて、自分の特性を理解することやキャリアを妥協せずにチャレンジする大切さを学生に伝えました。
参加した学生たちは積極的に質問したり、メモを取ったりしながら熱心に耳を傾けていました。

(参加した学生は)
「自分のやりたいこともそうだし、企業さんが求めていることとマッチングできるような強みを伸ばしていきたい」
「自分の出身地に貢献できるように、無理なく過ごせるようなキャリアが積めたらいいなと思う」

大学では今後もこの取り組みを通じて学生のキャリア形成を支援していきます。