地方自治や医療福祉などの分野で長年にわたり功績のあった人たちに贈られる叙勲の伝達式が行われました。

7日の伝達式は、総務省関係の小綬章以下と、厚生労働省関係の双光章以下、こども家庭庁関係の受章者が対象です。
式では出席した16人の受章者一人ひとりの名前が読み上げられ、達増拓也岩手県知事から勲記と勲章が手渡されました。

このうち、瑞宝単光章を受賞した菅原秀子さんは、50年以上の看護師キャリアの中で県立中央病院の看護部長や、県医療局の看護指導官を歴任し、県立病院における看護師の組織作りや人材育成に尽力しました。

(菅原秀子さん)
「看護師の研修というか自分を積み重ねることは、これで終わりということはない。(後輩の看護師たちは)患者さんのそばに優しい気持ちで、かたわらに存在して欲しい」

受章者たちは勲章を胸に晴れやかな表情で記念の写真撮影に臨んでいました。