インド軍がカシミール地方のパキスタン支配地域でテロリストの拠点9か所を攻撃したことを受け、林官房長官は「本格的な軍事紛争にエスカレートすることを強く懸念している」と述べました。

林官房長官
「日本政府といたしましては、更なる事実関係を確認中であり、引き続き状況を注視してまいります」

林官房長官はきょうの会見で、「今回の事態が更なる報復の応酬を招き、本格的な軍事紛争にエスカレートすることを強く懸念している」と述べました。

その上で、「インド、パキスタン双方が自制し、対話を通じて事態を安定化させることを強く求める」とコメントしています。

今回のインド軍の攻撃で、現時点までに日本人に被害が出たという情報はないということです。