山口市役所新庁舎の利用が7日、始まりました。来庁者の利用が多い部署が集約されるなど、負担を軽減する設計になっています。

山口市役所は建物の老朽化に伴い、旧庁舎の隣接地に新庁舎が建設されました。これまで申請書は来庁者が紙に書いていましたが、新庁舎では新しいシステムが採用され、職員が来庁者と対話をしながら入力します。

来庁者
「今まで書くことも多く混雑していることもあったので、それに比べたら非常に使いやすくなったと思う」

市民の利用が多い住民票や転入転出の届け出、医療・福祉関連が同じフロアに集約されるなど、来庁者の負担を軽減する設計となっています。

伊藤和貴山口市長
「将来的なまちづくりに対する拠点としての機能もあると思っている。そういった機能をしっかり果たしていく、それが使命」

総事業費は約140億円です。旧庁舎は今後解体され跡地に市民交流棟や立体駐車場が建設される予定です。