九州運輸局は、法律で定められている点呼が適切に行われていなかったとして、熊本県玉名市にある郵便局で立ち入り検査をしました。

九州運輸局が立ち入り検査をしているのは、玉名郵便局です。

九州運輸局と日本郵便によりますと、法律では、配達業務の前後に配達員のアルコールチェックや健康調査を義務付けています。

ところが、4月23日に日本郵便が全国で57万8000件の点呼を調査した結果、アルコールチェックをしていないなどの不適切な点呼が、検査を受けている玉名郵便局を含む15万1000件確認されたため、今回の立ち入り検査となりました。

法律違反が確認された場合は、車の使用停止などの行政処分が下されるということです。

日本郵便は「検査には全面的に協力する。行政処分を受けた場合は、客に迷惑がかからないよう郵便局間の応援体制を整備するなど、あらゆる手段を講じる」とコメントしています。