デング熱など、蚊を媒介した感染症への対策に役立てようと、仙台市は7日、公園で蚊の生息状況調査をしました。

蚊の生息状況調査は、仙台市内6か所の公園が対象で、このうち、青葉区の勾当台公園でも水飲み場の近くなど公園内の3か所で行われました。
調査員は、体に近寄ってきた蚊を捕獲する方法で8分間調査にあたりました。
この調査は、デング熱やジカウイルス感染症など蚊が媒介する感染症の対策に役立てようと、国内でデング熱の感染が確認された翌年の2015年から行われています。
仙台市感染症対策課 鈴木花津 課長
「鉢植えの受け皿や空き缶、ペットボトルにたまった水、ブルーシートにたまった水など、蚊の幼虫の発生源となる水たまりをなくすよう、お願いします」

7日の調査で勾当台公園では蚊は確認されなかったということです。

仙台市では、11月までにさらに12回調査して蚊の生息状況の把握や対策に努めることにしています。