上皇さまが心臓の検査のため東大病院に入院されました。

上皇さまはきのう午後、上皇后さまの付き添いのもと、東京・文京区にある東大病院に、心筋虚血の疑いのため検査入院されました。

「心筋虚血」とは、心臓の筋肉である「心筋」に血液が十分に供給されない状態のことをいいます。

上皇さまは、4日の夕方まで、散策をされるなど、通常の日常生活を送られていましたが、定期検診などの結果から、入院が決まったということです。

入院されるのは、2012年に心臓冠動脈のバイパス手術を受けられて以来で、2022年には、心臓のポンプ機能が低下する「右心不全」と診断され、以降、投薬と水分の制限を続けられてきました。

あす8日からの葉山御用邸の滞在予定は、延期となりました。