上皇さまがきょう(6日)、心臓の検査のため東大病院に入院されました。

上皇さまは、午後3時ごろ、上皇后さまの付き添いのもと、東京・文京区にある東大病院に入られました。心筋虚血の疑いのため、きょうから検査入院されます。

「心筋虚血」とは、心臓の筋肉である「心筋」に血液が十分に供給されない状態のことです。

上皇さまに自覚症状はなく、おととい(4日)夕方まで散策をされるなど、通常と変わらず日常生活を送られていたということです。

上皇さまが入院されるのは、2012年に東大病院で心臓冠動脈のバイパス手術を受けられて以来です。

2022年には、心臓の弁が閉じにくいことが原因でポンプ機能が低下する「右心不全」と診断され、以降、投薬と水分の制限を続けられてきました。

あさって(8日)からは、神奈川県の葉山御用邸に滞在される予定でしたが、延期となりました。