最大11連休となった今年のゴールデンウィークも5月6日が最終日です。期間限定でオープンした石川・輪島市の観光名所白米千枚田の道の駅は6日が最終日の予定でしたが、連日のにぎわいを受け今後も週末や祝日のみ営業を続けることになりました。
ゴールデンウィークの期間限定で先月26日に営業を再開した輪島市の景勝地、白米千枚田に隣接する道の駅・千枚田ポケットパーク。
1日当たり平均およそ250人が訪れピークとなった5日は人気の“棚田米おにぎり”を買い求める観光客で長蛇の列ができました。

予想外の盛況ぶりに、道の駅を運営する出口彌祐さんも嬉しい悲鳴をあげます。
千枚田 出口彌祐 社長
「こちらとしてはバタバタ…めいっぱいでした」
連休最終日の6日は、県内から訪れた人の姿も目立ちました。
「(千枚田は)気になりますよね。日本全国から応援に来ていた人に写真で送りました」(金沢市から来た人)

Q 味はどう?
高田羽希さん・虹心さん「苦い(笑)」
ソフトクリームをほおばるこちらの姉妹。この後、母親の実家があった輪島市町野町に向かうということです。建物はすでに公費解体されましたが、更地になった今の様子を「子どもに見せておきたい」と両親は話します。
「子どもたちは地震以来です。よく遊んでいたお家がこんなのになったのを見たいし、見せたい」(羽希さん・虹心さんの母)
千枚田ポケットパークは「復興の様子を多くの人に見てもらいたい」という思いから、連休明けも金曜~日曜、そして祝日に営業することを決めました。
千枚田 出口彌祐 社長
「復興を少しでも前に進めたいという意味もある。能登の人たちにも元気を与えてあげたい」
白米千枚田では5月10日から全体の4分の1にあたる250枚の棚田で田植えが始まります。