バレーボールの女子日本代表が5日、都内で合宿をスタートさせた。初の外国人監督となるフェルハト・アクバシュ氏(39)を迎え新体制となり初の合宿となる。新体制で挑む国際大会は約一か月後の6月5日(木)に開幕するネーションズリーグ。前回大会は、男女揃って銀メダルを獲得している。

アクバシュ監督は通訳を使いながらも「お願いします」「すごい」や「マユさん」などと日本語を混ぜながら積極的にコミュニケーションをとり指導。
国内リーグが終了したばかりで、少人数で始まった合宿。参加したイタリア・セリエAで2シーズン目を終えた石川真佑(24)は「チームの最初なので共有する部分は共有して、今季はチームつくりを意識してやっていきたい」とコメント。またアメリカリーグに参戦していた小島満菜美(30)は「このチームでまた世界に勝って行くチームを作って行けるのは楽しみ」と前回のネーションズリーグでベストリベロを受賞した世界一の守護神は語った。

同じく初日から合流となった長内美和子(27)は「残るために先に合流できていることは大きな事だと思うので、しっかり監督の意図を掴みたい。サイドで最年長だが学ぶ姿勢を忘れずトライしていきたい」、オクム大庭冬美ハウィ(26)は「まだ少人数なので細かくアドバイスとかいただけてありがたい。怪我無く自分の強みを活かして頑張りたい」と話した。
初選出の山口真季(26)は「周りのトップレベルの選手とできるのでいい経験、自分の課題をこのいい経験の場でものにできたら」。同じく初選出の野中瑠衣(23)は「レベルの高い選手と一緒にできるので楽しみだし、いろんなものを自分の中に吸収したい」と意気込んだ。