「花火の明りが希望の明りに」
しらいさんは珠洲市の花火の打ち上げ会場近くの仮設住宅の団地を訪れました。
記者:ここは来るのは初めてですか?
しらいさん:
「(この施設は)そうです。まだ7月の時はできていなかったので。やっとできましたね。もう今100人以上の方が戻られて入っているみたい」

しらいさんが訪れた大谷町第一団地は地震と豪雨の影響で、能登半島地震から1年近くたった2024年11月末にようやく完成しました。
団地近くの斜面は崩れたままで、周囲には災害の痕が痛々しく残ったままです。
区長の丸山忠次さん:
「やっぱり狭いっていうのが一番皆さん辛いけれど、我慢しているという状況だと思います」

マルゴー 斎木智社長:
「たくさん辛かったことと戦って前に進んできたと思うので、花火を見ている時間は上を見て、前を向いて、明日への希望に繋がっていただけたら嬉しい」
しらいみちよさん:
「亡くなった方々が空の上から花火を見て、そして家族を亡くされた方々にも花火の明りが少しでも希望の明りになったら良いなと思う」