イスラエル軍は、中東イエメンの武装組織フーシ派の拠点に空爆を行ったと発表しました。

イスラエル軍は5日、イエメン西部のホデイダの港などで、フーシ派の拠点を標的に空爆を実施したと発表しました。

イスラエル軍はこの港について、フーシ派が支援を受けるイランの武器を輸送するために使われていると主張しています。

イスラエル軍は他にも、ホデイダのコンクリート工場にも攻撃を行ったということで、イエメンのメディアは少なくとも21人がけがをしたと報じています。

フーシ派は、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスに連帯を示し、4日にはイスラエルの国際空港にミサイルを発射し、6人がけがをしました。

イスラエル軍は今回の空爆について「フーシ派の度重なる攻撃への報復だ」としていて、今後、攻撃の応酬から情勢がさらに悪化することが懸念されています。