JR山口線の新山口駅と津和野駅を結ぶ「SLやまぐち号」の今シーズンの運行が3日、始まりました。

沿線には多くのカメラマンが駆けつけました。



運行初日には新山口駅で出発式が行われ、ホームは鉄道ファンや家族連れでにぎわいました。

「デゴイチ」の愛称で知られる機関車のD51が客車とともにホームに入ってくると、集まった人たちは盛んにシャッターを切っていました。



SLやまぐち号を見にきた子ども
「迫力があってかっこよかったです。久しぶりに見たんでいい感じでした」

機関士ファンの子ども
(記者「機関士が目当て?」)
「はい。小さいときにいろいろ写真撮ってくれたから」



デゴイチは満席の客車を引っ張り、島根県の津和野駅に向けて出発しました。

SLやまぐち号の運行は1979年に始まり、今年8月で46周年です。

山口線の新山口駅から津和野駅までを往復し、片道62.9キロをおよそ2時間かけて走ります。

デゴイチの雄姿を撮影しようと沿線には多くのカメラマンが詰めかけました。

見にきた人
「きょう初めてですけど、写真撮れました。モクモクが」
「来る前の音、音がすごいと思って」

北九州市から
「ちょうど新緑の季節ぐらいが一番好きなので、毎年来てます」



SLやまぐち号は今のところ9月30日まで、土日祝日を中心に走る予定です。

10月以降は決まりしだい、発表されます。