曳き手に外国人、庵屋台に女性の姿
近年、少子高齢化により担い手不足が深刻化する中、男性に限ってきた「地方」に去年から初めて女性が参加し、ことしは4人の女性の地方が庵屋台で演奏しています。

県外の大学生や在日外国人も曳き手として祭りを支えていて、伝統をつなげています。
訪れた人々は車輪を軋ませながら進む曳山の豪快な曳き回しに、目を奪われていました。
三重県から
「(庵唄の)しっぽりくる静のなかに、曳山のギーギーした動の音が、もうとにかく感動しきりです」

スイスから
「どのくらい重いのか、押すためにはどれくらい強くないといけないのか気になる。音を聞くと相当な筋肉が必要だと思った」
東京から帰省した親子
「ちっちゃいときから私は女なので上に、山車には乗れないんですけど乗れたらいいなって思って見ていました。だんだん開ける社会になっていずれ子どもも乗せられたらと思っています。(Q山車に乗りたい?)乗ってみたい」

曳山は5日午後7時ごろから提灯山に姿を変え、城端の町を幻想的な灯りで照らし出します。