北アルプス前穂高岳で3日、男子大学生2人が下山中に疲労で動けなくなり、警察は4日、ヘリで救助活動を行うことにしています。
3日午後5時ごろ、北アルプス前穂高岳の標高およそ2900メートルの紀美子平近くで、男子大学生から「疲労で動けなくなった」と警察に通報がありました。
遭難したのは、いずれも22歳で東京都と千葉県の男子大学生2人です。
3日は救助要請を受けた警察がヘリで救助に向かいましたが、気流が悪く、近づくことはできなっかったということです。
2人は4月30日に上高地から入山し、3日は前穂高岳から岳沢方面に向かって下山しているところでした。
警察は4日ヘリで救助に向かうことにしています。