愛媛県は4月25日、感染性に関する情報を発表しました。

それによりますと「感染性胃腸炎」について、定点当たりの報告数が、4月7~13日(第15週)に14.30人だったものが、4月14~20日(第16週)に18.19人と増加しています。
特に四国中央保健所、松山市保健所、八幡浜保健所で急増しているということです。県は、調理や食事の前、トイレの後に液体せっけんと流水で十分に手を洗うことを呼び掛けています。

また「流行性角結膜炎」について、定点当たりの報告数が、第14週に3.25人だったものが、第15週に4.13人、第16週には4.25人と増加していて、八幡浜保健所で急増しているということです。
原因となる「アデノウイルス」は非常に感染力が強く、接触感染によって広がるということで、目の充血や大量の目やにが出るなどの症状がある場合には、手洗いを励行するとともに、タオルなどの共用を避けるよう呼び掛けています。

そのほか「百日咳」の届け出が90例あったということです。第16週時点の累計届け出数は230例となっています。なお、2024年の累計届け出数は129例でした。