アメリカのベッセント財務長官は赤沢経済再生担当大臣との2度目の関税交渉を受けて、日米両政府が「早期に合意に達することができると期待している」と表明しました。

アメリカのベッセント財務長官は2日、前日に行った赤沢大臣との関税交渉について、「X」に投稿し、「日本が積極的かつ迅速に取り組んでいることに大いに希望を抱いた。日米の間の幅広い重要な問題について、早期に合意に達することができると期待している」と表明しました。

また、アメリカ財務省はベッセント長官が赤沢大臣との協議の中で、▼関税と非関税措置、▼国家安全保障としての経済安全保障の重要性、▼その他の懸念事項を強調したと発表しました。

そのうえで、「近い将来」に再び閣僚級の協議を行うことで合意したとしています。

日米両政府は1日の閣僚級協議を受けて、2日から事務レベルでの関税交渉を始めています。