副市長のパワハラで市の職員が相次いで休職した問題を受け福岡県大野城市は2日、市長の給与を減額する予算案と新たな副市長の選任議案を議会に提出すると発表しました。

大野城市では2020年からの5年間に、当時の副市長ら幹部3人から職員に対するパワーハラスメントがあったとする調査報告書を第三者委員会が提出していました。

これを受けて大野城市は2日、井本宗司市長の給与を5月から任期満了の今年9月まで20%減額する条例案を市議会に提出すると発表しました。
またパワハラを認定された副市長が4月30日付で辞任したため後任に大野城市の橋本成宣・総合政策部長(56)を選任する議案も提出するということです。
大野城市の臨時市議会は5月9日に開かれます。