甲府市の菓子メーカー「シャトレーゼ」が外国人労働者に休業手当を支払っていなかったとして出入国在留管理庁は改善命令を出しました。

出入国在留管理庁によりますと、甲府市にあるシャトレーゼでは、契約した特定技能の在留資格を持つ外国人労働者が会社の都合で働けないにも関わらず、休業手当を払っていなかったということです。
シャトレーゼは去年、県外の新工場の稼働の遅れにより外国人労働者がすぐに働けない状況になり、一時的に給料を支払っていなかったと公表していました。
シャトレーゼによりますと、対象となる約160人には去年の夏までにすでに手当を支払っていて「本件で多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。