「正ノ木さん」の愛称で親しまれている甲府市の正ノ木祭りがはじまりました。

江戸時代から続く初夏の風物詩「正ノ木祭り」は5月2日に甲府市太田町の稲積神社で始まりました。

境内や遊亀公園には約210軒の露店が並んだほか、「正ノ木さん」名物の植木や盆栽を売る店も出店し、訪れた人が品定めをしていました。

正ノ木祭り実行委員会 藤本浩 委員長:
「小江戸甲府の関係で城下町の雰囲気が出てきて、それに加えてこのお祭りが花を添えられたら」

正ノ木祭りは5月5日まで開かれます。

また神社で行われた献木祭には甲府市の樋口市長や甲府商工会議所、それに地元商店街の関係者などが出席し、境内に榊の木を植え商工業の繁栄を祈りました。