アメリカのルビオ国務長官は、関税をめぐる協議について、「中国側は我々と話したがっている」として、協議はすぐに行われるとの見通しを示しました。一方、中国側は「アメリカが交渉を求めるメッセージを何度も送ってきている」と明かしています。
アメリカのルビオ国務長官は1日のテレビ番組で、「中国側は我々と会って話したがっている」と主張。ベッセント財務長官らが中国側との対話に向けた調整を進めていて、「協議はすぐに行われる」との見通しを示しました。
一方、中国商務省はきょう、談話を発表し、「アメリカ側が最近、関係ルートを通じて、交渉を求めるメッセージを何度も伝えてきた」としたうえで、「内容を精査している」と明らかにしました。
談話では、「中国側の立場は一貫している。戦うならとことん付き合う。交渉するなら扉は開かれている」としていて、対話の窓口は開かれているとの認識を示しています。
一方で、交渉を始める前提として「アメリカ側が追加関税措置を撤廃するなど誤りを正し、誠意を示すべきだ」とも主張しています。
トランプ政権が中国からの輸入品に145%の関税を課したのに対し、中国側も報復として関税を125%に引き上げるなど、米中の貿易摩擦は激化しています。
両国の協議がいつ始まるのかが焦点となっていますが、トランプ大統領がたびたび「中国側と協議を行った」と述べる一方、中国政府は「いかなる協議もしていない」と否定するなど、双方の言い分が食い違う状態が続いていました。
今回の中国側の発信が事態打開につながり、米中の交渉が始まるのか注目されます。
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