場にある6枚の「サイド」とよばれるカードを相手より先に取りきるか、相手のポケモンがすべて場からいなくなると勝利です。

試合開始から約5分、先に動いたのは久文さん。

久文拓人さん
「(タケルライコの)らくらいあらし」

広範囲な攻撃が可能な「らくらいあらし」で、ベンチにいたズバットがきぜつ。
久文さんがサイドを1枚とります。

さらに攻める久文さん。
立て続けに川本さんのポケモンを「きぜつ」させます。

しかし、川本さんも黙ってはいません。

川本空翔さん
「(ワナイダーの)ロケットラッシュ」

これで相手のバトル場にいるオーガポンexがきぜつ!
一気にサイドを2枚とります。

互いに一歩も譲らない展開。
久文さんがサイド残り1枚、川本さんが2枚となった久文さんのターン。

久文拓人さん
「タケルライコの『らくらいあらし』宣言でミミッキュで(サイドを)1枚とってありがとうございました」

最後は、デッキの主役「タケルライコ」が勝負を決め、久文さんの勝利。
世界大会を前に、弾みのつく一戦となりました。

久文拓人さん
「(世界大会は)勝てるところまでは勝ち進みたいという気持ちをもって普段から練習を頑張っているけど、1日目を抜けて2日目に進出というのが今の目標」

全国レベル、世界レベルの猛者がしのぎを削る鳥取のポケカ界隈。
その熱はまだまだ冷めそうにありません。