5月16日に告示、25日に投開票が行われる鳥取県議会米子市選挙区の補欠選挙を前に、1日、立候補予定者説明会が開かれました。
今回の選挙では全国で初めて「2馬力選挙」対策の宣誓書提出が求められます。
この補欠選挙は、4月に行われた米子市長選に立候補した山川智帆元県議が自動失職したことによって、米子市選挙区の欠員が2となったことを受け行われるものです。
説明会には、自民党の推薦を受け立候補を表明している新人の森由美子氏の陣営と、日本維新の会の陣営が出席しました。
今回の選挙では、いわゆる「2馬力選挙」への対策として、立候補の届け出時に「自らの当選を目的とする」旨を明記した宣誓書の提出が求められます。
これは、立候補者が他の候補者の当選を目的とした選挙運動をすることを防ぐためのもので、県選挙管理委員会が導入。
全国でも初の取り組みとなります。
この宣誓書は他の書類とともに提出が必要で、提出しない場合は、最終的に選挙長が正当な理由がないと判断すれば、立候補の届け出を受理しない可能性もあるということです。
説明会でも選挙管理委員会事務局の担当者が、宣誓書の内容などについて詳しく説明していました。
鳥取県議会米子市選挙区の補欠選挙は5月16日に告示、25日に投開票の予定です。