4月29日、島根県安来市で発生した航空機の不時着事故。
航空事故調査官2人が現場に入り、調査が進められていますが、事故を起こした機体が、1日、中海から引き上げられました。
中海に不時着した小型航空機の引き揚げは、1日午後3時ごろから行われ、その後、船で安来市の安来港に運ばれました。
機体の右前方は大破し、エンジン部分も剥き出しになっていて、不時着時の衝撃の大きさがうかがえます。
4月29日午後、出雲空港を離陸した航空機は、大阪府の八尾空港に向かう途中、何らかのトラブルで離陸後まもなく空中でエンジンが停止。
不時着しようと試みるも停止することができず、中海に着水したと見られています。
航空事故調査官は、今後、引き上げられた航空機を詳しく調べ、事故の原因を明らかにするということです。