日本三大霊場の1つ、青森県むつ市の『恐山』も山開きを迎え、初日から多くの参拝者が県内外から訪れています。

2024年11月からの閉山期間を経て、5月1日に山開きとなった恐山。
下北駅を午前9時過ぎに出発した恐山行きの1番バスには、県内外から訪れた多くの人たちが乗り込みました。

恐山は日本三大霊場の1つとされていて、硫黄の匂いが立ち込めるなか、参拝に訪れた人たちは岩肌がむき出しになった参道を写真を撮りながら進んだり、地蔵の前で手を合わせたりしていました。

また、湖のほとりにある「極楽浜」と呼ばれる砂浜を静かに散策する人もいました。

埼玉県からの参拝者
「来てみたら、のどかな景色で新しいことを始めようかと勝手に思いました」

富山県から参拝者
「イタコがいるイメージだったので、もっと山奥の高い山かなと思っていたが、ちょっと想像していなかった感じで、荒涼とした感じで、すごいなと」

恐山は10月末まで参拝でき、大勢の人で賑わう「夏の大祭」は7月20日から5日間行われます。