“飛行機で田植え” 輸入米に注目

そこで民間企業に注目されているのが…

経済部 農水省担当 田中優衣 記者
「関税を払ってでも民間の企業が海外のコメを輸入する動きがすごく拡大しています」

日本の面積よりも大きいカリフォルニア州。アメリカのコメの一大産地です。

記者
「今、水が張られた状態ですが、田んぼの1区画がとにかく大きくて、ずっと向こうまで広がっています」

約20万ヘクタールにものぼる、広大な土地でのコメづくり。その“田植え”の方法は。

記者
「飛行機がやってきました。このように飛行機を使って種が撒かれます」

ちなみに、飛行機には一度に約2トンの種を積み込み、種まきの経路はGPSで管理しているそうです。

農家あたりの経営規模は日本の80倍と桁違いのアメリカのコメ農家。

ニュースで日本の消費者が輸入米に注目していることを知ったというマシューズさんは…

コメ農家 チャーリー・マシューズさん
「この地域は農業が盛んで最大のビジネスです。長い間そんな機会はなかったので、良い兆候です。大きな一歩ですね」