女子プロレス界を宮城・東北からけん引し、今年、現役引退を表明していた仙台ガールズプロレスリングの里村明衣子選手。29日に引退試合を行い、30年間に渡るレスラー人生の幕を降ろしました。

29日夜、東京都内で引退試合を迎えた仙台ガールズプロレスリング、里村明衣子選手。

ラストマッチには因縁の相手、アジャコング選手らも参戦し、リング上、最後の雄姿をファンに届けました。

仙台ガールズプロレスリング 里村明衣子選手:
「本当に幸せでした。両親が元気なうちに安心して、自分も元気なうちにリングを降りられたのが本当に良かった。東日本大震災の時に諦めなくてよかった。そこからがスタートだった気がする。本当に何もない状態からのスタートでも気づいたらちゃんと周りにみんながいてくれた。続けてきてよかった」

情熱は消えることがない里村さん、今後は経営者として仙女プロレスを支えていきます。