「トランプ関税」をめぐり、日米交渉を担当する赤沢経済再生担当大臣はけさ、2回目となる協議に臨むため、ワシントンへ出発しました。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「今このときも、ある自動車メーカーのトップに話を聞くと、1時間に100万ドルずつ損をしていってる状況だと。国益は譲れないけども、一日一日と我が国の企業が損を出している状況なので、そういう意味ではゆっくり急ぐということをやらなきゃいけない」

また、赤沢大臣は「1歩でも2歩でも前進したい」と交渉を加速させる考えを強調しました。

赤沢大臣は現地時間の1日にベッセント財務長官や通商代表部のグリア代表との直接交渉に臨む予定で、▼大豆やトウモロコシなど農産物の輸入拡大のほか、▼自動車の非関税障壁などについても議論するとみられます。