子どもに多い発しん性の感染症である伝染性紅斑(通称:リンゴ病)の患者数が急激に増加しています。
石川県は4月30日、6年ぶりとなる警報を発令し、注意を呼びかけています。
県によりますと、リンゴ病の流行状況について県内の小児科の医療機関29か所で行っている定点調査で、患者の数が4月27日までに2週連続で警報の基準値となる2人を超えたということです。警報の発令は6年ぶりです。

リンゴ病は子どもに多いウイルス性の感染症で、微熱やかぜの症状などの後に、両ほほに赤い発しんが現れるのが特徴です。
基本的には自然に回復しますが、これまで感染したことがない妊婦が感染した場合、流産などの可能性もあるとして、県はホームページなどで広く注意を呼びかけています。