北アルプス爺ヶ岳で30日に発見された2人の遺体は、行方がわからなくなっていた松本市と神奈川県の男性とそれぞれ分かりました。
身元が確認されたのは、松本市の40歳の男性会社員と神奈川県川崎市の55歳の男性会社員です。
松本市の男性は、1人で27日から1泊2日の予定で鹿島槍ヶ岳方面に入山しましたが、下山予定を過ぎても帰宅せず、行方がわからなくなっていました。
一方、川崎市の男性は、25日から2泊3日の予定で鹿島槍ヶ岳方面に2人パーティーで登っていましたが、下山予定日の27日は爺ヶ岳周辺から別々に行動し、行方不明となっていました。
2人は警察によるヘリコプターの捜索で、30日午前中に爺ヶ岳周辺で相次いで遺体で見つかりました。
北アルプスでは大型連休中の遭難が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。