逆走車を見つけたら?逆走してしまったら?

福島県警によりますと、県内の高速道路などで逆走による人身事故はありませんが、去年は15件、おととしは17件の逆走事案が発生していました。

逆走のおそれがある平面交差のICは、県内に8か所あります。常磐道や磐越道、相馬福島道路など各地に存在しています。

逆走のおそれがある平面交差やサービスエリアには、逆走を防ぐための看板や路面標示があります。ドライバーは焦らずに、入口を確認してから進みましょう。

もし、逆走してしまったとしても、県警は「近くの安全な場所に停車し、ハザードランプを点灯させること」「ガードレールの外側など安全な場所に避難し110番や非常電話から通報すること」を呼びかけています。

一方、逆走車を発見した場合、「衝突を避けるように注意して走行し、逆走車の情報を得た時点で速度を落とし、車間距離を取って走行することが重要」としています。

特に、大型連休中はその土地の道路に不慣れな車も多く通行するため、車間距離を十分に取って不測の事態に対応できるよう安全運転を心がけましょう。