1つの車両につき150カ所以上あるボルトを、わずか10分で検査するという驚異的なスピード感。車両は毎日高速で走るので、「いろんな衝撃やカーブの振動などで結構緩みやすい」そうです。

エンジンの点検、車内の機器やドアの開閉チェックなど、点検項目は多岐にわたります。乗客の目に触れることはほとんどありませんが、安全運行の要となる重要な仕事なのです。
お客との大切な接点『駅員の仕事』
最後に訪れたのは、1日約2000人が利用する高田駅。ここで駅員の仕事を体験しました。

駅員の重要な仕事の一つが、ホームでの列車案内放送です。時刻と乗り場がきちんと伝わるよう、はっきりとした声で案内を行います。初めて体験しましたが、意外と難しく、緊張感がありました。