富士急ハイランドは、2月28日の点検作業中に従業員が亡くなった労災事故で営業を停止していた『ええじゃないか』について、5月1日より、営業を再開すると発表しました。

富士急ハイランドでは、事故の原因は点検作業中に別の従業員が車両を動かしたことであると考えているとし、再発防止を徹底すべく、安全対策を講じたとしています。

具体的には作業員一人ひとりが機械の電源に鍵をかけ、第三者が操作できないようにする仕組みを導入しました。これにより、点検作業中に車両が動かなくなるとし、加えて作業手順の見直しと、全従業員への再教育を行っているということです。

富士急ハイランドでは「改めて故人のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみとお詫びを申し上げます」「今回のような事故が二度と生じないようにするべく、事故防止の徹底を一段と図り、お客様と従業員の安全を最優先とする施設運に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。