まもなく交付が始まる南信州ナンバーについて、寄付金の活用方法を検討する初めての会合が開かれました。

安曇野ナンバーとともに、県内初の図柄入りで来月7日から交付が始まる南信州ナンバー。交付手数料のほかに、1000円以上を寄付すると、フルカラーになります。

そうして集まった寄付金についての「活用検討協議会」が30日、初めて飯田市で開かれました。

寄付金の活用目的は公共交通機関の利便性向上や観光振興などと決められていますが、協議会では、来年5月末に1年間で集まった分の具体的な使い道を決めるということです。

協議会の会長に選出された佐藤健飯田市長は、2023年に実施されたアンケートで、3割の住民がナンバーの導入に反対だったことに触れ、「南信州ナンバーを普及させ、愛されるナンバーにしてきたい」と述べました。