原子力規制委員会は30日、北海道電力泊原子力発電所3号機の安全対策が、「新規制基準に適合している」との審査書案を了承しました。

これで、再稼働に向けた審査が事実上、「合格」したことになります。

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原子力規制委員会(30日) 

 

「新規制基準に適合している」と発表

 原子力規制委員会は、30日の会合で、泊原発3号機の再稼働について、「新規制基準に適合している」と発表しました。

原子炉周辺の3箇所については、「震源として考慮する活断層ではない」と評価

 また、発電所の敷地にある11箇所の「断層」のうち、大きな議論だった原子炉周辺の3箇所については、「震源として考慮する活断層ではない」と評価しました。

今後、パブリックコメントを集め、正式な「設置変更許可」を出す見込み

 原子力規制委員会は今後、パブリックコメントを集め、正式な「設置変更許可」を出す見込みです。