アメリカのトランプ大統領は2期目の就任から100日目となるのにあわせて、支持者を集めた集会を開いています。

トランプ大統領の演説は先ほどから始まりました。

会場が自動車の街・デトロイトの郊外とあって、まずは自らの関税政策で、ここデトロイトに自動車工場が戻ってくるぞ、と支持者にアピールしていました。

また、自らが就任から100日間で歴史上のどの大統領よりも成功を収めたと主張しています。

トランプ氏の支持者
「トランプ氏はとても素晴らしいことをしています。彼が言うことすべてが私を幸せにします。彼が大統領でよかった」
「彼は“既得権益の一掃”を掲げて立候補して、そうした公約の実行を加速させています」

ただ、公約に掲げた政策でもウクライナやガザでの停戦は見通しが立たないほか、関税が経済を混乱に陥れています。

各種の世論調査の平均値で、支持率は政権発足直後から5ポイントあまり低下しました。

集会に参加するような、どんな時でもトランプ氏を支持する「岩盤支持層」、現状ではこの層の支持は揺らいでいませんが、今後、関税の影響で景気後退を招くような状況になれば支持層の岩盤にヒビが入る可能性も指摘されています。