ことし秋に伊勢神宮で行われる神事に奉納するコメをつくるための田植えが、三重県伊勢市で行われました。
これは伊勢神宮で毎年10月に行われる神事「神嘗祭(かんなめさい)」に奉納されるコメ、お初穂(はつほ)をつくるための田植えで、地元の人達が伝統文化に触れることで郷土愛を育むことにつなげようと、35年ほど前から毎年この時期に行なわれています。
きょうは地元の人ら約120人が参加し「コシヒカリ」の苗を丁寧に手植えしていきました。
(伊勢神宮奉仕会 青年部 奥野勇樹さん)
「日々の稲作、コメ作りを中心に、しっかりと活動していきたいと思う」
植えられた稲は8月末ごろに稲刈りが行われる予定です。
