核兵器廃絶を目指す日本被団協など3つの団体は、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領に書簡を送りました。

3つの団体は、これまでにノーベル平和賞を受賞した▽日本被団協と▽核兵器廃絶国際キャンペーン(=ICAN)、それに▽核戦争防止国際医師会議(=IPPNW)です。

書簡は連名で、核兵器を巡る状況は「この数十年で最も危険性が高い」と指摘。1986年に開かれたレーガン・ゴルバチョフ首脳会談では核廃絶合意の「わずか手前まで来ていた」として、トランプ・プーチン両大統領は、2人がなし得なかった核廃絶を実現するために直接面会して合意を結ぶよう要請しています。

そして「2人は核兵器をなくす力を持っています。時間は残されていません。会って話し合って核兵器をなくしてください」と呼びかけています。