九州最古のトンネルを見て、いざ温泉へ

食堂を後にした私は再び歩いて油須原駅に。行橋行きの列車に乗って崎山駅に向かう。途中には1895年に作られた九州最古のトンネル、石坂(いっさか)トンネルがある。レンガ造りのトンネルは、実際に列車で通ってみると、単線にしてはトンネルの幅が広いように感じた。

あとで調べてみると、当時は複線化を念頭に建設されていたという。その名残が残っていた。
午後2時8分、崎山駅から折り返し6分後に源じいの森駅に着く。

「源じいの森温泉」は駅から目と鼻の先の距離にある。歩いて数分で到着した。

受付でちくまるキップを提示すると、無料で温泉に入ることができる。(ただし、家族湯は別料金)
タオルを300円で購入した。バスタオルは200円で借りることができる。

施設内には、内風呂だけでなく、露天風呂やサウナもある。

露天風呂には、行橋市から来たという70代の男性2人がいた。聞くと、週に2回は来ていて、温泉に通ううちに顔見知りになったという。

利用客の男性「温泉で汗流して、水風呂に入ってね。人と話をしてそれが健康の秘訣」














