GW前半を皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。 29日は関東地方の東の海上で発達する低気圧の影響で、 東日本や北日本の太平洋側を中心に風が強まっています。 29日午後2時半現在、宮城県や新潟県佐渡では暴風警報が出ており、その他では強風注意報が出ている地域もあります。
さて、気象の世界で「強い風」とは平均風速で何m/sくらいのことを言うのでしょうか。

強い風の平均風速は15~20m/sです。時速に直すとおよそ50~70km/hとなり、 自動車くらいの速さとなります。 風に向かって歩けなくなり、転倒する危険も出てきます。

気象庁が定める風の強さは、「やや強い風」「強い風」「非常に強い風」「猛烈な風」の4つに分けられます。「非常に強い風」や「猛烈な風」になると「特急電車」くらいの速さになり、 何かにつかまらないと立っていられなくなったり、 屋外での行動が極めて危険になったりします。 29日は東日本の太平洋側を中心に「やや強い風」や「強い風」が予想されている所が多いため、 引き続き注意や警戒をしてください。