長野県は、一部の職場で試行していたノーネクタイやノー上着などの、いわゆる働きやすい服装を、2025年からすべての職場で年間を通して取り入れることを決めました。
県は、試験的に2024年11月から、総務部の各課と県税事務所、それに東京事務所で、TPOに応じて、県民に不快感を与えないような身だしなみにすることを前提に、フリースやセーター、カーディガンなど、ノーネクタイ、ノージャケットのいわゆる働きやすい服装も選択できる取り組みを始めました。

県の組織風土の改革に取り組む「かえるプロジェクト」の一環で、職員からの提案を受けて試行したもので、職員や県民からも好意的な受け止めだったとして、すべての職場で年間を通して取り入れることにしました。
県ではあわせて5月1日から10月31日まで、「サマーエコスタイルキャンペーン」を展開することにしていて、軽装での勤務とともに、適正な冷房によって徹底したエネルギーの削減に取り組むとしています。