昭和から平成の子どもたちの日常をおもちゃなどで知ってもらおうという企画展が南アルプス市で開かれています。

「にしごおりのぼこんとう」というこの企画展は甲州弁で「南アルプス市の子どもたち」を意味しています。

会場には昭和から平成にかけて子どもたちが使ったおもちゃなど市の教育委員会が集めた約800点が展示されています。

このうち1951年=昭和26年に小学3年生だったきみこちゃんが書いた絵日記には麦の収穫の手伝いをしたことなど当時の日常や気持ちが描かれています。

また昭和30年代に遊ばれためんこと平成の子どもたちが使っていたゲーム機が展示されているコーナーでは時代による遊び方の違いを見ることができます。

訪れた人は:
「幅広い世代が楽しめるように工夫されている」

南アルプス市文化財課 今福律子さん:
「自分たちのこの地の文化を伝えあう場所になればと思う」

企画展はふるさと文化伝承館で5月14日まで開かれています。