中東イエメンでアメリカ軍の空爆があり、110人以上が死傷したと武装組織フーシ派系のメディアが報じました。「移民の収容施設」が標的になったとしています。

フーシ派系のメディアは28日、イエメン北西部のサアダでアメリカ軍の攻撃があり、これまでに68人が死亡、47人がけがをしたと発表しました。

攻撃があった場所は「アフリカ系の移民を収容する施設」としていて、およそ115人が収容されていたということです。

フーシ派の報道官は「アメリカが意図的に、計画的に犯罪とテロを犯そうとしている」などと非難しています。

フーシ派は紅海を航行する外国の船舶への攻撃を行っていて、アメリカがフーシ派への軍事行動を強めています。