高校バレーボールの指導者で、長崎県佐世保市の九州文化学園高校を15回の日本一に導いた井上博明さんが26日に亡くなりました。67歳でした。
井上博明さんは長崎県南島原市出身で、1980年に九州文化学園バレー部の監督に就任するとチームを全国屈指の強豪校に育てあげ、43年間で15回の日本一に導きました。
2007年には佐世保市民栄誉賞を受賞。
定年退職後は西海市にある西彼杵高校の女子バレー部外部監督に就任し、昨年度、チームを初の全国大会出場に導きました。
関係者によりますと、井上さんは26日未明、下咽頭がんのため入院先の病院で亡くなったということです。67歳でした。告別式は29日午前11時から佐世保市内の斎場で執り行われます。