「楽しいGW」にするために気をつけたいこと

ゴールデンウィークも後半戦です。家族や友人とお出かけという人も多いのではないでしょうか。

NEXCO西日本によりますと、高速道路の渋滞は5月3日・4日がピークで、山陽自動車道でも山陽IC~岡山JCTの間で最長10キロの渋滞が発生する見通しです。

高速道路などでの混雑が予想される中、事故などのトラブルに遭わないためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。(※2024年5月2日の配信記事を一部加筆・修正しています)

【画像①】

出発前「バッテリー」「タイヤ」は大丈夫?確認を

ゴールデンウィーク中は、どんな交通トラブルが多いのか。日本自動車連盟=JAFに聞いてみました。

(JAF岡山支部 秋田博志さん)
「多いのが『タイヤのトラブル』『燃料切れ』『バッテリーのトラブル』です」

岡山・香川で昨年、ゴールデンウィーク期間中にJAFが出動した理由として

・最も多かったのが、パンクや破裂などの『タイヤのトラブル』
・2番目が『燃料切れ』
・3番目がバッテリーの過放電や劣化などの『バッテリーのトラブル』

で、この3つだけで「出動した理由」の全体の約67%を占めているそうです。

【画像②】

折角のドライブに水を差さないためには、「事前の点検が必要」といいます。

(JAF岡山支部 秋田博志さん)
「『高速道路でのトラブル』と聞くと、車の故障や事故をイメージされる方も多いかもしれませんが、実際には事前の点検で防げるケースが多いのです」

「ドライブに出かける日より前に、自動車販売店でタイヤやバッテリーの点検を済ませておきましょう。そして、高速道路に入る前には満タン給油が基本です」

「GW期間中、自動車販売店が営業していない場合も多いです。ガソリンスタンドはタイヤやバッテリーの点検を行ってくれるところも多いので、ドライブに出かける前、ガソリンを満タンにするついでに点検も依頼するのも良いでしょう」

「また、慣れない土地ではガソリンスタンドが見つからなかったり、渋滞で立ち寄れないこともあります。燃料計が半分になったら早めの給油を心がけてください」