ベトナムを訪問している石破総理は、最高指導者であるトー・ラム共産党書記長と会談し、安全保障や経済分野で協力を推進することで一致しました。

トー・ラム書記長との会談はきのう夜、予定時間を大幅に超えておよそ1時間15分行われ、アメリカの関税措置やそれに対抗する中国の報復措置が世界経済などに与える影響など、幅広く議論を行いました。

この中で石破総理はトー・ラム書記長に対し、「ベトナムと緊密に意思疎通していくことを重視している」との考えを伝えました。

安全保障については、石破総理が「ベトナムとの安全保障協力がますます重要性を増していて、防衛協力を強化していきたい」との考えを述べました。

また、半導体やGX=グリーン・トランスフォーメーションの分野での協力も確認したということです。